テトラドラクマ / 銀貨(AR Tetradrachm)
王:プトレマイオス2世フィラデルフォス(Ptolemy II Philadelphos, 在位 BC 285–246)
発行:プトレマイオス朝エジプト王国、キプロス地方不明造幣所(Uncertain Mint in Cyprus)
発行年:紀元前285–246年頃
重量:13.70 g
サイズ:28 mm
ダイ軸:―
表銘文
無銘(肖像のみ)
図像(表)
ゼウスの象徴を纏うように、アレクサンドロス大王に似た強い横顔で刻まれた王の肖像。
ディアデム(王冠)を戴き、やや理想化された表情を見せる。
→ この肖像は、父プトレマイオス1世ソーテールの神格化と、その継承者としての王権の正統性を示すために制作されたと考えられる。
裏銘文
ΠTOΛEMAIOY BAΣIΛEΩΣ
「王プトレマイオスの」
図像(裏)
ワシ(鷲)が左を向いて立ち、翼を閉じ、雷霆(ゼウスの稲妻)の上にとまる。
その右側に単一の記号または文字が配される。
→ この鷲はプトレマイオス朝の象徴であり、ゼウスの力(雷霆)を継承する王権の威光を表す。
歴史的背景
プトレマイオス2世フィラデルフォス(「兄妹を愛する者」)は、父プトレマイオス1世の後を継ぎ、アレクサンドリアを地中海世界の学問と交易の中心へと発展させた。
彼は妹アルシノエ2世との婚姻で知られ、この王朝特有の神聖王制を確立した。
この時期のテトラドラクマは、エジプト本土だけでなく、キプロス・フェニキア・シリアの各地で発行され、プトレマイオス朝の広大な勢力圏と経済的影響を物語る。
文献番号
Svoronos 567; SNG Copenhagen 601; Noeske 100(類例)
分類
Ptolemaic Kingdom of Egypt, Ptolemy II Philadelphos, AR Tetradrachm, Cyprus Mint, c. 285–246 BC
※コインのみになります。
写真のコレクションボックス等は付属しません。
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